日本も「乾杯!」を挨拶に使おう
こんにちは、たくです。
突然ですが飲み会で最初にする挨拶のことを日本語でなんと言うでしょうか。
あのコップとコップをぶつけるやつ。
そう、「乾杯!」です。
乾杯は英語で「Cheers!!(チアーズ)」と言うんですよ。
でもこの「チアーズ」って乾杯っていう意味だけではなくスラングとしても使われます。
今オーストラリアで僕が住んでる家のオーナーはとてもワイルドなおじちゃんなんですが、なんでもかんでも「チアーズ」って言うんです。
挨拶の時
朝仕事に送り出してくれる時
買い物や遊びに行く時
お礼を言う時
などなど本当に数多くの場面で「チアーズ」と言ってきます。
「ありがとう」や「どういたしまして」の場面も「がんばれ」や「またあとでね」の場面もぜーーんぶ「チアーズ」って言ってます。
「チアーズ」だけで会話成り立つんじゃ無い?ってレベルの頻度で使うんですよ。
びっくりしたのが、そのワイルドオーナーが仕事を探してて会社と電話してることがあったんですが、履歴書がどうこう時間がどうこうって色々話したあとに
「Thank you! Cheers!!」
って言って電話を切ったんです。
いやびっくり仰天ですよね本当に。
だってこれ日本で言ったら
「もしもし、初めまして○○と申します。現在仕事を探しておりまして、もし可能であれば面接していただけないでしょうか。...それでは○○日の○○時に履歴書を持ってお伺いします。ありがとうございました。失礼します。乾杯!」
ってことですよ!?
電話を受けた会社側もびっくりですこんなこと言われたら。
そりゃもちろん言語も違ければ意味も違くて文化も違うから、オーストラリアではそれが普通なのかもしれないけど、その違いってとても不思議ですよね。
もしオーストラリア人が日本に来て日本語を勉強するってなったら
チアーズは「乾杯」だって教わりますよねきっと。
そしてチアーズは色々な場面で使うから、乾杯もいろんな場面で使えるんだと思ってしまったら・・・
いきなりこうやって言われたらめちゃ面白くないですか?
でも、こういういつでも使えるラフな言葉だけどちゃんとした意味を持つ一言って良いなって思うんです。
みんなが友達みたいな感覚でかしこまらずに気楽に挨拶できるじゃないですか。
ワイルドオーナーはいつも笑って「チアーズ」って声かけてくれるのでとても和みます。
日本だったらこんなにラフに挨拶するのはまず無理だなって思うんです。
そして思ったんですよ。
日本語もいろんな場面で使えるラフな一言があればいいのにって。
そしたら初対面の挨拶や、かしこまって緊張してしまう部分でも気楽になれて、自分を表現しやすくなるのになって。
でもさすがに今から「乾杯」を挨拶に使うってのはきついと思うんですよ。
もう日本語では「乾杯」は食事の前に使う言葉になってしまっているから。
だから、他の国の言葉でキャッチーで馴染みやすくて、これ良いんじゃない?って言葉を僕は見つけました。(他の言葉使うならチアーズでいいじゃんという話ですが...)
それはずばり
「Cincin (ちんちん)」です。
これはイタリア語で「乾杯」という意味です。
あーめちゃくちゃいい!!!
意味もちゃんと同じだしとてもラフな感じです。
きっと日本に明るい未来がくることでしょう。
それではみなさん
読んでいただきありがとうございました。
ちんちん!
ふざけましたすいません。