オーストラリアのシェアハウスで意外な問題が発生した
こんにちは、たくです。
僕は今オーストラリアに住んでいますが、基本的に住む家というのはシェアハウスになります。
そしてオーストラリアは日本よりもグローバルで住んでる人も多国籍なので、シェアハウスに住んでると色々な国の人と出会います。
馴染みのない人からしてみれば、文化も言語も違う人が一緒に住むんだから、問題がたくさんありそうと思うかもしれませんが、意外とルールはどの国の人も理解した上で住んでいるので問題はそんなにありません。
今まであった問題をざっと紹介すると
アフガニスタン人が部屋を間違えて朝に思いっきり「ドンドンドン」とノックしてきた。
これは単なる間違えでした。確かに起こされてびっくりしたけど、その後ちゃんと謝ってくれたし、話しててもとてもいい人たちでした。
台湾人の女性がシャワー1時間くらい入るのでお湯が無くなる。
お湯って決まった量しかつくられてないじゃないですか。だからその女性が先に入ると、最後の方に入る人はぬるま湯か冷水で浴びないといけなくなります。でも、その女性も自分がシャワーが長いって分かっていて皆に謝ってたし、なるべく最後に入るようにしていました。もしお湯がなくなった時は確かに困るけど、みんなで「あいつが風呂長いからなー!(笑)」的な感じでおちょくったりして笑いが生まれていました。また、普段はご飯を作ってくれたりとてもいい人でした。
オーストラリア人のオーナーが床を拭いたりするスポンジで食器を洗う。
日本で育ってる僕は、食器を洗う時は食器用のスポンジを使うのが普通かと思っていました。しかし、オーストラリアでは日本ほど水回りが綺麗に使われてるように思いません。しかもそのオーナーは、食器用洗剤でごしごしやった後に流さないんですよ。泡が付いた状態の食器をタオルで拭いて終わり。この方法で食器を洗ってるオーストラリア人を何人か見てるので、多分文化の違いなんでしょうが、流石にちょっと嫌なのでオーナーに話したらちゃんと解決することができました。
本当にざっとですが、印象深い問題はこんな感じです。
小さいことならもっとあるけど、そんなのは日本人と暮らしていようが家族と暮らしていようがあることです。
音楽ガンガンでお酒を夜中まで飲んでいることや、喧嘩をするといったようなことは少なくともこの1年間の間に一度もありませんでした。
しかし!
最近になって本当にきついシェアハウス問題を経験しました。
それは何か
ずばり
食べる時のクチャクチャ音です。
今一緒に住んでる韓国人男性が、食事の時にクチャクチャと音を立てて食べるんです。
いわゆる「クチャラー」ってやつです。
オーストラリアに住んでて他にも何人かクチャラーと出会ってきました。
しかし、この人は本当に我慢できないくらいの音を鳴らすんですよ。
しかもびっくりするのが、飲み物を飲むときも「ゴクッ」っと音を立てて飲むし、スプーンを口に入れる時も「カンッ」って音を立てるんです。
別にクチャラーって日本人でもいるし、多少の音なら我慢できます僕は。
でもマジでレベルが違うんです。
どんくらいのレベルかと言うと
まずガムを噛んでることを想像してください。
いつもより大げさに顎を下に下ろすようにして口を動かします。
口を開けてわざとくちゃくちゃを鳴らすイメージで音を出してみてください。
今きっとすごい音が鳴ってるかと思います。
それの7倍です。
どうですか。想像してください。
その音を聞きながら自分もご飯を食べることを。
その音を聞きながらパソコン作業することを。
その音を聞きながら人と話すことを。
めちゃくちゃストレス溜まるんですよ。
割とマジで頭痛くなってくるレベルです。
Yahoo!で「クチャラー」と検索欄に打つと、候補欄の二番目には「クチャラー 殺意」とでてきます。
そのくらいやっぱり僕たち日本人にとってはストレスが溜まることです。
でも実はこれ国の文化なんですよ。
韓国や台湾では、音を鳴らして食べることが「美味しい」という意思表示でもあるらしく、食事の時に音を立てることは行儀が悪いという意識がないそうです。他の人が音を立てて食事をしていても別に気にしないし、むしろそれが普通の文化なんです。
だから僕に注意する権利もないし、国の文化を否定して強制したくありません。
我慢するのはきついけど、それぞれの国の文化に文句を言ってしまっては色々な問題が生まれてしまいます。
日本人の音を立てながら麺をすするのも外国では行儀の悪い行為ですし...。
歯をくいしばって、お別れするまで我慢するしかありません。
あーできることならずっと耳を塞いでいたい・・・。
ご飯のタイミングだけは絶対かぶりませんように・・・。
以上、意外なところで生じたシェアハウスの問題でした。